すべての貨物が輸入時に課税されるわけではありません。非課税基準額とは、輸入品に関税や消費税を適用するか判断する際の、非課税対象の上限額です。
多くの地域では、自治体が定めた非課税基準額があります。商品の価格が非課税基準額に満たない場合、通関で関税や消費税が課されることはありません。一方、非課税基準額がない地域では、すべての輸入品が課税されます。お住まいの地域に非課税基準額がある場合、基準額はそのときどきで変わる可能性があります。つまり、どの税の対象となるかは商品によって異なることにご注意ください。
税関が貨物の価値が非課税基準額を超えているかどうかを判断する際に、配送料と支払い手数料も含まれることもご留意ください。つまり、合計金額(入札価格+配送料+支払手数料)が非課税基準額を上回る場合、税金や関税を支払わなければならないことになります。
ちなみに関税と消費税は、StockXの所在地や販売者の居住地ではなく、商品の製造国に基づいて課されます。
非課税基準額については、当社のタックスパートナーがこちらで詳しく解説しています。