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June 8, 2021

Last updated on June 16, 2021

ゲーム関連のニュースを振り返って

昨年6月のE3 2020開催はあいにく中止となったものの、その後もゲームソフトとゲーム機器が続々とリリースされています。

昨年6月のE3 2020開催はあいにく中止となったものの、その後もゲームソフトとゲーム機器が続々とリリースされています。

エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポは一般に「E3」の名で知られています。ゲーム業界最大規模のイベントで、ゲーム開発会社がその年のヒット作を発表し、最新情報を公開する見本市です。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止されてしまったため、今年はほぼ2年振りの開催となりました。2021年は6月11日〜15日開催で、誰もがE3ウェブサイトでストリーミング参加できる完全なデジタルイベントとして復活。E3 2021からのゲーム関連情報が待たれるところですが、一方で2020年6月の中止からこれまでの間に、いくつかすばらしいゲームソフトや、果てはシステムまで登場したのはご存じの通りです。この1年間のゲーム情報の展開を網羅できないまでも、大きなものを以下にまとめました。

一番のビッグニュースは新型ゲーム機の登場

数々のすばらしいゲームが昨年夏以降、店頭やオンラインストアに並んでいますが、なんといってもこの1年間で一番の業界のビッグニュースは、PlayStation 5と Xbox Series X/Sのリリースです。 

いずれも2020年秋のリリースにいたるまで、何年もの間噂にはなっていましたが、去年の夏終盤からリリースでの最終的な詳細発表と予約開始にかけては、業界で最大の注目を集めていました。最新のXboxでは、Xbox Series XとXbox Series Sから選ぶことができます。 Series XはGPUパワーとストレージが大きく、ディスクドライブも搭載。Series Sは、より小型軽量化されています。Series Xのディスクドライブが魅力に映る一方で、ダウンロードゲームやオンラインゲームの定額サービスXbox Game Passを使えば、ソフトなしでプレイすることもできます。ソニーからもPlayStation 5が2種類で展開されていますが、こちらはマイクロソフトのXbox 2種よりもはるかに似通っています。PS5の通常版とデジタルエディションの唯一の違いは、価格を除けば、通常版にはディスクドライブがあることです。

リリースから半年が経過した今でも、新たなXboxとPS5は繰り返しゲーム関連のニュースに登場しています。その多くが世界的な半導体チップ不足も相まっての在庫不足と、PS5の圧倒的な人気に焦点を当てたものです。

最近リリースされたPS5とXbox Series X/S向けのゲームの大半は、旧型機やパソコンでもプレイできますが、話題のローンチタイトルもいくつかあります。 アニメ調の「Bugsnax(バグスナックス)」は、プレイヤーが島を横断しながら美味しそうな食べ物に見える虫を探し、島に生息する生き物に食べさせるというものです。一方で、Bluepoint Gamesによるリメイク版「Demon’s Souls(デモンズソウル)」では、プレイヤーは騎士となり、巨大なモンスターのボスなどの強敵に立ち向かうという困難に挑みます。両ゲームの中間に位置するのが「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales(スパイダーマン マイルズ・モラレス)」で、プレイヤーがスパイダーマンとなって犯罪と戦い、ニューヨーク市に正義をもたらすというものです。このようにPS5の本体同時発売で、さまざまなタイトルが出ています。

Xboxについては、Series X/S に合わせた「Halo Infinite(ヘイローインフィニット)」のリリースはないとの残念な報がありましたが、それ以外のXboxシリーズ向けメジャータイトルはローンチに間に合いました。「Gears Tactics(ギアーズタクティクス)」や、ターン制ストラテジーを用いたシューティングゲームの「Gears of War(ギアーズ オブ ウォー)」シリーズ、レーシングゲームの「Forza Horizon 4(フォルツァ ホライゾン 4)」などの再リリースはSeries X/S本体との同時発売にこぎつけ、Xbox・PS5ともに対応の「Assassins Creed Valhalla(アサシン クリード ヴァルハラ)」や「Watch Dogs Legion(ウォッチドッグス レギオン)」、「Call of Duty:Black Ops Cold War(コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー)」などのさまざまなタイトルも合わせてリリースされました。

ました。

2020年のゲームまとめ

2020年は新たなゲーム機を取り巻く盛り上がりとは別に、E3 2020が開催されるはずだった6月以降に期待値も評価も高い新作ゲームが数多く登場しました。同年の代表作となった「あつまれ どうぶつの森」ほか、Oculus対応の「Half Life: Alyx(ハーフライフ アリックス)」、「Call of Duty: Warzone(コール オブ デューティ ウォーゾーン)」、「Fall Guys(フォールガイズ)」などは年初にリリースされたものの、下半期にも話題性のあるタイトルが続きました。

去年の終盤にかけては、定番シリーズの待望の続編が各ゲーム開発会社から発売。PlayStationの名作「アンチャーテッド」や「ジャック×ダクスター」の開発で知られるノーティードッグは、パンデミック後のサバイバルシューティングゲーム「The Last of Us(ザ・ラスト・オブ・アス)」の続編、「The Last of Us Part II(ザ・ラスト・オブ・アス パート・ツー)」で話題をさらいました。同作は魅力的なストーリーが高い評価を集めています。Moon Studios(ムーンスタジオ)の「オリとくらやみの森」は、続編の「Ori and the Will of the Wisps(オリとウィスプの意思)」が好評で、年初のPCとXbox版に続いて、秋にはNintendo Switchでも登場しました。

また、ゲーム開発会社によっては、殿堂入りタイトルをリマスターや再リリース版という形で復活させています。アクティビジョンは、ファン人気のアーケードスタイルのスケボーゲーム「トニー・ホーク プロスケーター 1+2」で、PC以外にも対応プラットフォームを拡充。任天堂も「スーパーマリオ 3Dコレクション」を期間限定で発売。これは「スーパーマリオ64」、「スーパーマリオ サンシャイン」、「スーパーマリオ ギャラクシー」をNintendo Switch用に1つのソフトにまとめたものです。

2020年後半は、完全な新作タイトルも話題となりました。6月には基本プレイ無料(F2P)のPC用マルチプレイヤーシューティングゲームの「Valorant(ヴァロラント)」がオンラインゲーマーの支持を集め、とりわけ「カウンターストライク」や「オーバーウォッチ」ファンには好評でした。翌7月にリリースされ、高評価を得たアクションアドベンチャーの「Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)」では、プレイヤーは侍になり、蒙古襲来から日本の国土を守る役割を負います。そして、12月にはたびたびの延期を経て、待望の「サイバーパンク2077 」の波乱のリリースがありました。大半のプレイヤーの利用するゲーム機でクラッシュやバグが見られ、ほぼプレイができない状態でしたが、プレイできたゲーマーからはその深みやディテールに称賛の声が上がりました。幸い、開発会社のCD PROJEKT REDは2021年まで継続的に修正リリースを行っています。

2021年の展開

2021年もまだ折り返し地点ですが、すでに数々のすばらしいゲームがリリースされています。2021年初頭には、ロングランタイトルの「ヒットマン」に、新型・旧型ゲーム機とPCで利用できる最新サブシリーズの最終作「Hitman 3(ヒットマン 3)」 が加わりました。2月にはインディーズのサバイバルゲーム「Valheim(ヴァルヘイム)」が注目のPCゲームとして話題に。Nintendo Switchも「スーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド」が好評で、また一つマリオゲームが加わったことで、Switchの魅力が増しています。今年発売されたSwitch限定ソフトはマリオばかりではなく、幻想的なモンハンシリーズ最新作の「モンスターハンターライズ」なども。ただし、こちらはクリボーを踏みつけるよりは巨大なモンスターと戦う、まさしくタイトル名通りのゲームです。

さらに、今年のE3 2021への滑り込みで、ロングランのホラーシリーズに「バイオハザード ヴィレッジ」が新たに加わり、待望のアクションRPG「バイオミュータント」が登場。この辺は長年かけて愛されるようになった定番タイトルの未来と想像もつかない新たな冒険という、E3で登場するタイトルに望まれるものをそのまま反映していると言えます。今年のE3でも多くのすばらしいゲームが発表され、来年のE3までの1年間夢中になれるゲームの話題であふれかえることでしょう。