October 15, 2020

Last updated on January 11, 2021

日本企画のAJ1がOG仕様へと変貌を遂げて甦る

By Shinichiro Hayashi

By Shinichiro Hayashi

エアジョーダン1

2020年7月、19年という長い歳月を経て再びストリートに姿を現したエア ジョーダン 1の通称“TOKYO”モデルを紹介する。

 

Jordan 1 Retro Neutral Grey (2001)

本作のオリジナルは、エア ジョーダン 1 2001と名付けられ、日本限定企画の伝説プロジェクト“CO.JP(コンセプト オブ ジャパン)”よりミレニアムを記念して特別にプロダクト化された2001足限定展開の名作レトロシューズ。当時は1994年以来の復刻版の登場ということもあってフリークの間で大きな話題となり、ナイキストアおよびナイキショップと代官山にあった『T6M』にて、新世紀の幕開けである2001年1月1日(元旦)にローンチされた。

 

Jordan 1 Retro High CO Japan Neutral Grey (2020)

そして、今回登場した2020年版は当時のデザインを再現しつつ、ジャンプマンから“NIKE AIR”ロゴに変更したシュータンの刺繍をはじめ、シューレースの形状やウイングマークの大きさなど、一部のディテールをアップデイトしてリデザイン。収納されるパッケージも当時のようなブリーフケース入り(日本のSNKRS限定)に加え、通常のシューボックス(グローバル展開)の2種類を用意して販売されたのも記憶に新しいところだ。

主張しすぎない派手さが秀逸なシルバーとグレーの組み合わせによる近未来的なシェードカラーを継承しながら、スニーカーヘッズには嬉しいOG仕様へとブラッシュアップされた逸品に改めて注目したい。