ファッションやアートの世界で独自のカルチャーを築き続けるアーティストやインフルエンサーたちの魅力に迫る「 That’s 5 」シリーズ。今回は、Instagramを通して活躍する Supremeコレクター @miho_umeboshi に問いかける。
- 自己紹介をお願いします。
SupremeコレクターのMihoです。世界中に有名なコレクターが居る中で、今回このような企画に選んで貰えて嬉しいです。 - Supremeのコレクションを始めたきっかけを教えてください。また、みほさんにとってSupremeの魅力はなんですか?
部屋に落ちていた彼氏のキャップをかぶってみた時から私のsupreme生活が始まった気がします。昔からストリートファッションが好きだったし、supremeには沢山の魅力があったので集めたくなっちゃいました。買い始めた当初、Supremeは男性用のブランドでしたが、そんな価値観はもう古いと思ってます。女の子用アイテムもたまにリリースしてくれるようになったし。supremeが大好きです♡
- ご自身のコレクションの中で最も思い入れのあるアイテムは?
思い入れのあるアイテムばかりで選ぶのも難しいですが、パッと頭に浮かんだのは Supreme × Nike foamposite one “Black” SIZE6 です。
- また、その理由も教えてください。
このスニーカーは世界中で争奪戦になり、アメリカでは店頭販売が中止になったと記憶しています。日本では、女性用サイズの販売がなかったのでガッカリしてました。ベルサーチ柄みたいなこのスニーカーがどうしても欲しくて、なんとか手に入れる事ができた SIZE6 の foamposite は、忘れることのできないアイテムです。1つだけ選ぶのめっちゃ難しい。
- また、みほさんにとってSupremeの魅力はなんですか?
世界中にSupremeを好きな人が沢山いて、カッコいいアイテムを皆んなが欲しがっている。超レアなアイテムが手に入った時は、他のどんな事より嬉しい。日本人だけじゃなく、Supremeを通じて世界中に友達ができた事にも感謝してるし感動してる。BOXLOGOは大好きだし、アクセサリーの種類が豊富なのも魅力的。毎シーズンどんなアイテムがでるのかワクワクさせてくれる。次はどんなコラボレーションをしてくれるのかも楽しみです。
- Instagramに6万人以上のたくさんのフォロワーの方がいらっしゃいますが、Instagramで活動するようになったのはどのようなきっかけですか?
Instagramを始めたのは2012年。その頃から再びSupremeに注目が集まってきたと思う。今の時代は何かに特化する事が大切だと思うし、私はSupreme大好き女子アカウントになろうって決めたの。まだその頃はメンズの服を着る女の子も少なかったし、Supremeを女が着るなみたいな事も沢山言われた。誰にも文句なんて言われたくなかったし、もう言ってくる人もいなくなった。Supremeを好きな女の子も増えたし、店頭に並んで買いにくる女の子を見ると嬉しくなる。活動するきっかけは、全部Supremeだよね。
- みほさんのポストといえば、Supremeコレクションの多さもさることながら、お写真が魅力的ですが、写真を撮る際のこだわりをお教えください。
まずは顔を出さない事。私の投稿はSupremeが主役だと思ってるから。服のカッコ良さや可愛さを表現したいと思ってる。性別や国籍も気にならない位のかっこいい写真を撮りたい。Supreme以外の情報もなるべくなら排除したいから、場所とかもなるべくわからないような背景を選ぶ事が多い。写真を褒めてもらえると、続けてて良かったなと思う。
- みほさんをインスパイアする方やアーティスト、カルチャー・アート、国や旅先などはありますか?
もちろん沢山あるけど、Supremeがカルチャーでありアートだと思ってる。Supremeがコラボレーションしている村上隆は大好き。コロナの流行と共に流行ったあつまれ動物の森(ACNH)で私が作った画像を村上隆さん本人がInstagramで投稿してくれた時は感動した。COVID-19 BOXLOGOのデザインをゲームの中に表現してみたの。マスクをつけた私のアバターと一緒にね。ゲームの世界と、現実世界の境界線がなくなってきている事にも興味がある。メタバース(metaverse)って言葉が好きで、未来を感じる。SupremeとFORTNIGHTがコラボレーションしてくれる事を密かに期待している。また自由に旅行ができる時が来たら、世界のSupreme全店舗に行ってみたい。答えになってないかな?
- 2021年に新たに挑戦したいことはございますか?
動画かな。今までは1枚の写真で表現できる事に魅力を感じていたけど、動画で伝えられる情報の多さは魅力的。なかなか続けられる事じゃないかも知れないけど、少しずつ挑戦していきたいと思ってる。