日本郵便が 8月25日(水)よりポケモン切手BOXの販売を開始しました。最近発売されたばかりのファミリーポケモントレーディングカードゲームのミニパックや変形カード、ポケモンの郵便切手シート、限定プロモカード 2種類を含む豪華なセット内容となっています。2種類のプロモカードは、17世紀のアート作品「見返り美人」と「月に雁」をモチーフにイラストレーターの有田満弘がデザインしたもので、見返り美人の肩に乗ったピカチュウや雁の代わりに3羽のウッウが描かれています。
今回の発売にあたり、有田満弘がデザインを担当したことで話題を呼んでいます。彼は、複数のカードゲームのイラストを担当する有名なイラストレーターで、ポケモンカードゲームのイラストを初期から手掛け、リザードンなどの3枚のスターターや進化カードを含むベースセットのデザインを手掛けたことでその名が知られています。さらに「わるいライチュウ」のシークレットレアカードや伝説の三鳥の鳥ポケモン、さらにアンブレイクボンドのレインボーレアカード最新版やポケモン化石カード、ロケット団の拡張パックのイラストも手掛けています。今回の日本郵便とのコラボが実現した商品リリースによって、彼にとって新たな歴史を刻むことになりました。
切手BOXの発売に伴い、日本郵便から多くの記念切手が発売されました。この別売記念切手は、2種類のデザインで展開しています。84円郵便切手では「四季」をテーマにしており、季節を過ごすヒバニー、ワンパチ、ホシガリスなどのポケモンたちの様子がデザインおり、63円郵便切手は「ポケモンカードゲーム」をテーマに、リザードンやカメックスやフシギバナなど、クラシックなデザインのポケモンカードがあしらわれています。
2種類の切手シートは、それぞれ63円が100万シート、84円が250万シートずつ発売。ポケモン切手BOXは8万個の限定販売となっています。かなりレアなコラボでありながら、日本以外の地域からの購入は難しいこともあり、世界中から注目を集めています。日本では切手は消耗品であり、一般的な小包用切手の代わりに大量に使用されます。今後、その希少価値は徐々に明らかになっていくことでしょう。
ポケモン切手BOXの購入受付が7月26日(月)に開始されましたが、すでに売り切れとなっています。今のところ追加販売の予定は発表されておらず、入手ルートが限られています。現時点での最高入札額は、すでに定価の4000円よりかなり高い27400円(※取引価格は常に変動いたします。)となっており、ポケモンカードのベースセットの価値の高さが伺えます。