2020年で生誕35周年を迎え、それを称えるべく続々と投入される新たな復刻モデルのリリースラッシュでシーンを賑わせているナイキ ダンク。そんな中、StockXでは1998年に初めて復刻されて以来、ユニークなアプローチによって具現化されたひときわ異彩を放つ厳選モデルをフィーチャー。アーティストやブランドとのコラボレーション、地域限定モデルなど、キックスフリークなら知っておきたい希有な名作をご紹介する。
Nike Dunk Low KicksHawaii Aloha
2004年リリース
ハワイ州ホノルルを拠点とする高感度スニーカーブティック「KICKS/HI(キックス ハワイ)」提案のコラボレーションモデル。通称“アロハダンク”とも呼ばれ、サイドパネルにハワイの伝統工芸品であるラウハラ素材を導入してアレンジ。アースカラーに映える美麗なグリーン使いもセンス良く、シュータンに“ALOHA”、ヒールに“HAWAII”の文字があしらわれたハワイアンムードが漂う逸品。
Nike Dunk High 1 Piece Premium Lilac Ice Deep Orange
2007年リリース
MEDICOM TOYが運営していた会員制オンラインショップ「BABEKUB CITY(ベイブキューブシティ)」限定でリリースされた計3色の中の1モデル。シームレスで仕上げたワンピース構造のミニマルなアッパーをキャンバスに見立て、コミカルなスケッチ風のグラフィックで描いた往年のシルエットをデジタルプリントで表現したユニークな1足。
Nike Dunk High Panda
2008年リリース
名古屋、福岡、上野、大阪の4都市で展開された日本企画のご当地シリーズ発の1モデル。第3弾の上野は同エリアの代名詞でもあるパンダからインスパイアされ、上野地区の5店舗限定でリリース。ファー素材でパンダを表現し、都市限定をアピールする“UENO”の文字のシュータンタグの装いや檻をイメージした金属籠に収められるなど、コレクター垂涎のパッケージで商品化されたリミテッドエディション。
Nike Dunk High Coraline (Special Box)
2009年リリース
ニール・ゲイマン原作のストップモーションアニメ『コララインとボタンの魔女』のプロモーション用に製作された記念モデル。温もりのあるコットンキャンバスとレザーのコンビアッパーにハンドステッチやボタンの装飾など施し、作品に登場する人形をイメージしてヴィジュアル化。クラフト感あふれる作品の世界観が詰め込まれた、「ZOOM AIR」内蔵のソックライナーを搭載する日本未発売モデル。
Nike Dunk High Questlove High Strap
2011年リリース
米を代表するヒップホップグループ「THE ROOTS」の世界的ドラマーとして知られ、本国では大きな影響力を持つアーティストのクエストラブが手掛けたコラボレーションモデルの1つ。通常モデルとは一線を画する上質なレザーが使用されており、ダンク史上類を見ないボタン装飾付きのストラップカバーを大胆に配してデコレートしたフリーク必携のスペシャルプロダクト。
Nike SB Dunk Low Parra
2019年リリース
スケートボードにルーツを持ち、オランダ・アムステルダムを拠点に活動するアーティストのパーラと共同製作したコラボレーションモデル。ダンクSBの初期スペックを再現したOGシルエットをキャンバスに、刺繍のレイヤードで表現した新感覚なスウッシュを加味してアレンジ。クリーンなホワイトボディに独自のデザイン美が際立つスタイリッシュなルックスに昇華した1足。
Nike SB Dunk High FPAR
2019年リリース
WTAPS(ダブルタップス)の西山徹が手掛けるFORTY PERCENT AGAINST RIGHTS®(フォーティー パーセント アゲインスト ライツ)の別注モデル。AJ6とAJ5のデザイン要素やメッセージを随所に盛り込むど、氏の哲学を反映しながらカスタマイズ。モノクロームのシンプルな外観ながら、キックスフリークにたまらないこだわりのディテールで魅了する逸品。
Nike SB Dunk Low Grateful Dead Bears
2020年リリース
1965年結成のヒッピー文化を象徴する伝説のロックバンド「GRATEFUL DEAD(グレイフル・デッド)」とチームアップした話題作。バンドのシンボルの1つである“ダンシング・ベア”をモチーフとし、ファー素材やクマが身に付ける襟巻きをイメージしたスウッシュ、シュータンにクマのグラフィックなどを配しながら、刺激的なカラーウェイで仕上げられたデッドヘッズ垂涎のスペシャルエディション。