記憶に残る2019年の話題をいくつか挙げると、新天皇陛下の即位と令和改元、大坂なおみ選手の全豪オープン優勝、イチロー選手の引退表明、トランプ大統領の来日ゴルフ、八村塁のNBAドラフト、G20サミット大阪開催、ラグビーW杯日本大会での日本8強入り、消費税10%スタートなど、たくさんの出来事がありましたね。2019年の記憶に残るスニーカーやストリートウェアについてなら延々とお話しすることができますが、別記事(The Best Products of 2019(2019年のベストアイテム)・Best Collaborations of 2019(2019年のベストコラボ)・Top Five Basketball Sneakers of 2019(2019年のベストバスケシューズ)、いずれも英語のみ)でご紹介していますので併せてお読みいただけたらと思います。こちらの記事では、StockXの一年間の振り返りとその成果、そして皆様への感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
海外展開を拡大
2018年以降 StockXは爆発的な成長を見せ、プラットフォームをグローバル展開し、進化し続けるマーケットプレイスに商品カテゴリやブランドを追加しました。
2019年は、更なる成長を目指して海外の利用者拡大に努めて参りました。この年だけでオランダに鑑定センターを設立、ロンドンと日本にオフィスを開設し、プラットフォームがフランス語・ドイツ語・イタリア語対応になり、通貨設定にはポンド(£)・ユーロ(€)・オーストラリアドル(A$)・カナダドル(CA$)が加わりました。
また海外の利用者と交流するため、サラ・アンデルマンとパリで展示会を開催、ドイツ・イタリア・フランスでのスニーカーネスのイベントに協力し、パリファッションウィークではショップを開設しました。イベントやロゴの提供を通じて実際に行っていたのは、世界各地で名が知れた方々と交流すること、そしてなによりも利用者のみなさまの声に耳を傾けることでした。StockXではその情報を日々活用して、世界各地でのサービス向上に役立てています。
社会貢献の取り組み
StockXでは当初から、意義ある社会貢献の取り組みを常に優先させてきました。ハリケーン支援金の募金活動や、地元ヒューストンでトレ・ザ・トゥルースが毎年開催しているトレ・デーなど、世界各地で社会貢献への認識を高め、StockXのプラットフォームを通じて寄付金を募ることを積極的に行なっています。2019年もこの取り組みを継続することができ、ゴールデンステート・ウォリアーズ、スティーヴ・アオキ、カーリー・クロス、サラ・アンデルマンの協力そしてAir Jordan 1(エアジョーダン1)「コレット」によって国際海洋保護団体オセアナに18万ドル以上の寄付金が集まりました。
それぞれの物語を伝える
StockXのプラットフォームを本当の意味で作り上げているのは、単なるスニーカーやストリートウェア 、コレクティブルアイテムに腕時計、ハンドバッグといった商品だけでなく、その背後にある人々や物語です。彼らとその物語が彩りを添えることで、私たちの文化が成り立っています。2019年を通して、当社は光栄にも大きな影響力を持つステフォン・ディグス、カースティー・ゴッドソー、リース・クーパー、ジョー・フレッシュグッズ、ゼイトーヴェン、オスカー・カスティロなどといった著名人たちの物語をシェアすることができました。それぞれの専門分野で力を発揮する人々に「Off the Top」特集や、インスタIGTVの「Personal Space」エピソード動画といった形でスポットを当てましたが、今年はさらに光を当てていくのが楽しみです。
すべてまだ始まったばかり
2019年に再認識できたことは、当社にはまだやるべきことがたくさんあるという点です。StockXではIPO限定商品の充実、プラットフォームのさらなる改善など顧客体験を何より大切にしており、あらゆる手段で最善を尽すように努めてきました。そして、本当の意味でこれを実現するには、みなさまのご協力が必要です。
StockXをプラットフォームとして最良のものにするには、日頃よりご利用いただいているみなさまから日々学ばなければなりません。今後10年のStockXに求めるものを遠慮なくこちらよりお聞かせください。
2020年も、StockXをどうぞよろしくお願いいたします。